TOEICは「合格」のない試験ですので、なかなかやめるタイミングを見つけにくいです。
しかし、やりたくもないTOEICの勉強をして、他の勉強が全くできなかったり、ダラダラとやめられないのは、あなたの大切な時間を奪ってしまいます。
この記事では、サイト管理人の経験から、TOEICをやめるタイミングを3つ紹介します。
やめどき① TOEIC860点(卒業OK)
一番のおすすめは、TOEIC860点を獲得したときです。
かけた時間に対して、スコアが伸びやすいのが、860点くらいまでだからです。
実際、私自身もTOEIC750点でスタートしてから比較的順調に860点前後までたどり着くことができました。
また、860点というスコアは一般的にも英語力が高いと思われるので、あなたの経験と掛け合わせた時にも、転職市場でも評価されます(例えば、英語ができる経理とかは重宝されます)。
860点を獲得するレベルとなると、英語を読んだり聞いたりするための基礎が身についているので、英語のお勉強から脱却して、書籍や映画などを楽しんで、TOEIC以外の文脈での英語にも触れておきたい時期です。
完全にTOEICから卒業しなくても、とりあえず860点を獲得したら、「TOEICのための勉強」からは脱却して良い時期ですね。
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やめどき② TOEIC900点(卒業OK)
私の場合は、TOEIC900点がやめどきでした。
これは、自分で一度は立てた900点という目標を達成しなければ、このまま終われないという強い思いがあったからです。
実際、TOEIC900点を獲得してからは、これ以上のスコアを取りたいという思いや焦りはなくなり、洋書や洋画などを通じて英語を楽しむことができるようになりました。
また、転職市場においても、TOEIC900点もあれば、スコアで足切りされることもなくなります。
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TOEICで990点(満点・フルスコア)を目指すかたもいるかもしれませんが、一般的に英語を勉強したい方にはおすすめしません。
900点を越えてから990点を目指すための労力は、900点を獲得するまでに200~300点スコアアップするための労力よりも大きいので、時間帯効果、コスパが悪いです。
満点を獲得するには、ほぼ全問正解する必要があり、一切ミスなくすためには、捨てる問題も一切なく、完璧にしなくてはいけないからです。このためには、隅から隅まで勉強する必要があり、その労力は尋常ではありません。
もし、あなたが英語を教える人(英語講師など)になりたいのであれば、TOEIC満点という肩書きは評価されるでしょう。
英語講師になりたいのでなく、英語を使う仕事に就きたい、英語力を身に付けたいのであれば、900点で十分なのです。
やめどき③ 飽きたとき・つまらないと思ったとき(一時的な卒業なら)
最後は、TOEICの勉強に飽きたときです。
もし、数ヶ月勉強しただけで「飽きた」というのであれば、それは単なる逃げですので、まずは習慣化する方法を学んでみてください。
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1~2年くらいはTOEICの勉強を継続した上で飽きた、つまらないと感じたのであれば、一度はTOEICから離れても良いでしょう。
実際、私自身もTOEIC895点を2度獲得したときは、どうしても900を越えられなくて、TOEICの勉強が嫌になってしまいました。
嫌な勉強を継続するのは苦痛ですし、時間ももったいないので、やめた方が良いです。
もし、あなたにTOEICが必要であれば、また数年後に戻ってくることになるでしょう。
だから、TOEICの勉強に飽きたら一度辞めてもOKです。
ただ、TOEICの勉強をやめる前に試して欲しいのは、教材の見直しです。
本当に良い教材であれば、短期間でも結果は出ますし、何より楽しんでTOEICの勉強ができます。
実際、私が楽しみながらTOEICの勉強をして、数年間TOEICの勉強から離れていたにも関わらず、1か月の勉強で900点を達成できたのは、「スタディサプリENGLISH」という教材のお陰です。
TOEICのやめどき、卒業のタイミング
改めてTOEICのやめどきを整理しておくと、
→勉強量に対してスコアが上がりやすく、転職市場でも一定の評価が得られる
→英語転職でTOEICスコアで足切りされない、実力もステータスも860点よりもワンランク上
→一時的な卒業ならOKだが、やめる前に一度教材の見直しを
という3つになります。これらに該当するときが、TOEICのやめどき、卒業のタイミングでしょう。
スコアアップを諦められない、楽しみながらTOEICの勉強がしたいという方は、スタディサプリENGLISHを一度試してみてください。