【TOEICは疲れる】試験で最後まで集中力を切らさない5つのコツ

TOEICは疲れる 集中力を保つコツ TOEICコラム

 

TOEICは試験時間が2時間と長く、疲れて集中力が保てない。
ハイスコアを取得している人はどう集中してるか対策を知りたい。

この記事を読めば、こうした疑問を解消することができます。

先に結論ですが、人の集中力は2時間もずっと持ちません。ハイスコアを取得している人でも苦労と工夫を重ねて何とか試験の最後までたどり着いています。

ハイスコアの人が取り入れている集中力を保つ5つのコツを紹介します。すべてを取り入れなくても良いので自分に合うものを選んで試してみてください。

TOEIC試験は辛い。疲れるので集中力は持たない

まず、大前提として、TOEICの2時間もの間、ずっと集中力を切らさずにいることは不可能です。

若くて体力もあれば50~60分は集中できるかもしれませんが、勉強から離れて久しいビジネスパーソンでは、15分くらいが限界ではないでしょうか。

ましてや、TOEICでは普段あまり触れていないような、大量の英文を聞き&読み、多くの問題を解かなくてはいけません。思っている以上に体力、精神力が削られますし、試験が終わって緊張が解けるとぐったりしてしまう程です。

それでは、TOEIC試験の全200問を集中力を保って最後まで解くにはどうしたら良いでしょうか。ここから、5つのコツを紹介してみます。

TOEICで疲れずに集中を保つコツ① 「損切り」を身につける

TOEICの問題の難易度にはバラつきがありますので、難しくて集中力を削られる問題は捨てる、出来ない設問に出会っても切り替えることがとても大切です。

TOEICでは、ミスをしても減点されません。捨てる設問でも、まぐれ当たりの可能性もありますので、忘れずにマークシートを塗りましょう。

難しい問題に時間をかけて、しかも集中力を削られた挙句(あげく)、正解を選べないのではスコアが上がるはずがありません。

集中力が失われると、本来自力で解ける問題でミスをします。更に、時間がなくなり、最後まで解き終わらなくなります。

解けない問題にズルズル引きずられず、体力・集中力が奪われる前にスパッと「損切り」しましょう。

TOEICで疲れずに集中を保つコツ② 試験当日の英語絶ち

試験当日、朝起きてからどのように過ごしていますか?朝からずっとTOEICの勉強を続けて、試験会場でもひたすら問題集を解いたりしていませんか?

TOEIC試験の会場に到着してから、試験直前まで参考書等で勉強している人も多いです。しかし、問題集を開かずに少しでも体力を温存しておいた方が、TOEIC試験での集中力は切れにくいです。

会場で、ソワソワして落ち着かず頭に入らないなら、思い切って直前まで勉強しない方が良いです。

どうしてもギリギリまで詰め込みたくなるものですが、前日~前々日くらいまでには、予定した勉強を終わらせておきましょう。そうすると「やるだけやった」と思えて、試験直前の不安はなくなり、焦って勉強する必要がなくなります。

思い切って試験直前まで英語を絶っておくことで、英語が足りない状況になり、TOEIC試験に集中できます。

どうしても、会場で勉強しないのが気になる人は、イヤホンで英語音声を聞いてウォーミングアップしたり、やり尽くした単語帳を軽く復習する程度にしましょう。

 

TOEICで疲れずに集中を保つコツ③ 集中力が切れる前に休む

TOEICの試験時間ずっと集中力が持たないのは分かりきっているので、切れてしまう前に休みましょう。

・リスニングのPart間のちょっとしたインターバル
・リスニングが終わってリーディングに切り替わる時
・リーディングの長文を解き終えた時

こうしたタイミングで、ホッと一息つくだけで、集中力をリセットすることができます。

TOEICが最後まで解き終わらず時間が足りない人は、休んでいる暇はないと思うかもしれませんが、少し休んでも集中力をキープできた方が問題を解く速度も上がり、スコアは良くなります。

会場では飲食も禁止されていますし、試験中にできる休憩は限られています。

私自身が実際に取り入れている休憩方法を3つ紹介します。

休憩法① 5秒目を閉じる

ちょっとしたインターバルでも出来るのが、目を閉じることです。

体を動かすこともなく、気軽に取り入れられる方法ですが、TOEIC試験中は目が疲れるので効果があります。

目を閉じるだけで、目や体の緊張を解きほぐすことができ、そのあとの試験に集中できるようになります。

休憩法② 深呼吸

試験で緊張していると、どうしても呼吸が浅く、短くなります。緊張で疲れやすくなる理由の1つです。

深呼吸することで、新しい酸素を取り入れることができ、心身をリフレッシュすることができます。

休憩法③ ストレッチ

TOEIC試験中でも、首や指のストレッチはできます。

机に向かっての勉強から離れていると、必要な筋力が弱り、正しい姿勢で試験に臨めていない可能性があります。

そこに緊張が加わって体に力が入っていると、血流が悪くなり余計に疲れやすくなります。周囲の迷惑にならない範囲でストレッチして体の疲れをリセットさせましょう。

上級者編 トイレに行く

これは上級者ですが、試験中に許可を得てトイレに行く方法もあります。

一度席を立つことで体もほぐれるのでリフレッシュには有効ですが、トイレに行くと5分程度は失われるので、なかなか難しいと思います(私もやったことはないです)。

TOEICの問題を解くスピードに自信があるなら、一度試してみても良いかもしれません。

TOEICで疲れずに集中を保つコツ④ ペース配分を理解する

TOEICは問題数も多く、いつ終わるのか、時間内に終わるのか不安になるものです。

問題を解いていて「まだ終わらない」「いつ終わるのか」と考えている時点で集中力は切れつつある状態です。

TOEICを解ききるためのペース配分を理解して、自分の現在地を定期的に確認できれば、集中力はキープしやすくなります。

TOEICリーディングを解くペースの目安を表にしてみました。

パート 解き始めの時間 所要時間
Part 5 13:46 10分
Part 6 13:56 10分
Part 7 SP 14:06 25分
Part 7 MP 14:31 30分

SP:シングルパッセージの略。読む長文が1つの問題のこと。
MP:マルチプルパッセージの略。読む長文が2つ、3つある問題のこと。

それぞれの「解き始めの時間」で、自分のペースに問題がないか確認しましょう。

なお、試験によって、リスニングの終わるタイミングが13:46~13:47になり、それによって試験の終わりは15:01~15:02になりますので、試験終了時間のアナウンスに注意しましょう。(リーディングの試験時間は75分で固定されています)

TOEICで疲れずに集中を保つコツ⑤ 昼食は早め&軽めに取る

TOEIC試験の集合時間が12:30までですので、必然的に早めの昼食を取ることになります。

お腹が空いては力が出せない。会場に入る直前にいっぱい食べよう!

と考える人もいるかもしれませんが、おすすめしません。

 

食べたものを消化するためにはエネルギーを使いますので、直前に食べるとTOEICのための体力が使われてしまうからです。

普段のランチよりも早めの時間に、消化の良いものを腹八分目で食べておきましょう。

まとめ

この記事では、2時間と長丁場のTOEIC試験で、集中力を保つための5つのコツを紹介しました。

<TOEICで疲れずに集中を保つコツ>
① 「損切り」を身につける
② 試験当日の英語絶ち
③ 集中力が切れる前に休む
④ ペース配分を理解する
⑤ 昼食は早め&軽めに取る

なお、本番で力を発揮するために最も重要なのは、事前の準備、どのようにTOEICの勉強をしてきたかです。

スポーツでも勉強でも、本番で力を発揮できるのは、日々の練習を地道に続けてきた人です。

仕事にプライベートに忙しいビジネスパーソンがTOEICの勉強を積み重ねるには、「スキマ時間の活用」が欠かせません。

実際に、サイト管理人がスキマ時間を積み重ねて、TOEIC900点を達成した際に使用した教材はこちらの記事で紹介しています。

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