TOEIC Part3とPart4は長文のリスニング問題で、リスニング問題100問のうち約7割を占める重要なPartです。
トレーニングを積めば、Part3とPart4だけでなく、リスニング全体のスコアアップにも繋がります。
TOEIC Part3&4 勉強法
質の高いTOEIC問題を多く解く
TOEICのスコアアップを目指すのであれば、質の高いTOEIC問題を多く解く必要があります。
問題集の著者が、今現在もTOEICを受験していて、最新の問題傾向をおさえているかが重要です。
受験しなければ傾向を知ることをできないのです。
TOEIC本の著者は、毎回TOEICを受験し、何度も出題される問題パターンを把握して問題集を作成しています。
勉強量の目安はテスト10回分
スコアアップに必要な勉強量は、TOEICテスト10回分を目安にしてください。
元のTOEICスコアや英語力次第ですが、10回分取り組めば、ワンランク上のスコアに上がれると思って良いです。
これだけやれば、この二つのパートの出題傾向を押さえることができますし、リスニングのトレーニング量も十分積めますので、リスニング全体のスコアアップも期待できます。
トレーニングはシャドーイング中心
もちろん、時間が許されるのであれば、Part1とPart2の勉強法で紹介したディクテーションはめちゃくちゃ効果があるので、やった方が良いです。ただ、時間がとてもかかります。
声は出しても出さなくても(口パクでも)どちらでも良いです。電車の中やカフェでトレーニングするのであれば、口パクの方がやりやすいです。
むしろ、声を出すと聞いている英語音声の音が聞き取りづらくなるので、口パクの方がオススメです。
ちなみに、Part3は複数人が登場し、シャドーイングは難しくなるため、初めてシャドーイングするのであれば、一人ナレーションのPart4の方が、シャドーイングしやすいです。
トレーニング手順
具体的なトレーニングの手順を見ていきます。
(2)何度も聞いて問題を解く(時間制限なし)
(3)限界が来たら(全てわかったor何度聞いてもわからない状態)答え合わせ
(4)本文チェック(精読、SVOCや単語のチェックなど)
(5)音読する
(6)音を聞きながら、音読する(オーバーラッピング)
(7)シャドーイング
・初めはスクリプト(会話文)見ながら3~4回シャドーイング
・その後、英文を見ずにうまく出来るまでシャドーイング(うまくできるまでは、英文をチラチラ見ながらでOK)
(8)一時間かけたとしても、一つの会話文・説明文を完璧にシャドーイングできるまでやる
とても時間がかかるトレーニングで管理人も敬遠していましたが、このトレーニングをしたことで、ずっと破れなかったTOEIC900点の壁を破り、リスニングスコアは480点を獲得しました。
リスニング400点未満なら本文中心
もし、TOEICのリスニングで400点に届いていないのであれば、先読みのテクニックを身につけるよりも重要なのは、本文を徹底的に聞き込むことです。
何故なら、TOEICのリスニングスコアは、Part3とPart4の本文を理解している割合と比例するからです。
例えばPart3とPart4の本文の理解度が7割であれば、リスニングのスコアは、350点程度になります。(495点満点×70%)
そのため、リスニングのスコアが400点に満たないのであれば、徹底的に聞き取りのトレーニングをした方が、リスニング全体のスコアアップが期待できます。
まとめ
リスニング全体のスコアが上がる勉強法についてまとめておきます。
・勉強量の目安はテスト10回分(Part3であれば13題×10回分=130題、Part4であれば10題×10回分=100題)
・問題を解いて、答え合わせをして、解説を読むだけでは力はつかない。
・トレーニングはシャドーイング中心(口パクでOK、Part4がやりやすい)
・リスニング400点未満なら、本文中心のトレーニング
なお、これらの勉強法をカンタンに進められるのが、「スタディサプリENGLISH」のTOEIC対策コースです。管理人は最後のTOEIC受験&TOEIC勉強から2年以上経過していましたが、このアプリを1か月使ったことでスコアアップし、諦めかけていたTOEIC900点を達成することができました。
そして、なんとリスニングスコアは480点を獲得しています!
「スタディサプリENGLISH」については、こちらの記事で紹介しています。
\スタディサプリの魅力を紹介/
【TOEIC初心者】スタディサプリENGLISHの評判レビュー【900点】