TOEICの勉強を半年続けたら、何点スコアアップできると思いますか?
何か勉強を始めるとき、期限を定めることは重要です。
長すぎるとダレてきますし、短すぎると勉強時間が足りず結果が出にくいからです。
TOEICであれば、半年後の試験で100点アップを目標として勉強するのが良いでしょう。
この記事では、TOEICの勉強期間を半年が良い理由を説明し、半年の勉強でどれだけスコアアップできるのか紹介します。
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半年でのスコアアップの目安は100点
初めに結論を言ってしまうと、半年の勉強で上げられるスコアは100点が目安です。
もちろん、元の英語レベルや何点を目標にするかによって変化しますので、一概には言えません。
ただ、100点スコアを上げるのに必要とされている勉強時間と、実際に毎日勉強に割ける時間を考えると、半年単位で考えるのが現実的です。
この考え方について、順を追って説明していきます。
TOEICスコアアップに必要な勉強時間
「TOEICスコアアップに必要な勉強時間まとめ【スコア別】」の記事でも紹介している通り、TOEICで100点スコアアップには200~325時間が必要とされています。
勉強時間に差があるのは、ハイスコアになるほどスコアアップが難しくなり、100点上げるのに必要な時間数が長くなるからです。
低いスコアでは、TOEICで出題頻度の高い問題に慣れることでスコアアップできます。
他方、ハイスコアでスコアアップするためには、出題頻度の低い問題や単語も完璧に近づけないといけないため、必要な勉強時間が長くなります。
これが、ハイスコアになるほどスコアが上がりにくくなることの正体です。
勉強する「期間」と「時間」の関係
・スコアアップに必要な時間
・目標点数
・達成したい時期
という4つの観点から割り出せるのは、「毎日どれだけ勉強すれば良いか」です。
これが、勉強期間(月単位)と勉強時間(時間単位)の関係です。
具体的な事例の方がイメージしやすいですので、ここからは「毎日の勉強時間」を割り戻してみましょう。
3ヶ月で100点アップを目指す場合の毎日の勉強時間
TOEICで750点から850点まで100点スコアアップしたい場合、「275時間」の勉強時間が必要とされています。
3ヶ月(約90日)で達成するためには、「毎日約3時間」は勉強することになります。
毎日これだけ勉強時間を確保できるなら、3ヶ月単位での目標設定も良さそうです。
ただ、急な予定で勉強できない日があると、他の日に4~5時間勉強してリカバリーしないといけないので、かなり厳しいスケジュールになります。
仕事や家事に忙しいビジネスパーソンが、1日で3~5時間もTOEICの勉強に時間を割くのは難しいので、3カ月で100点アップはあまり現実的ではないことがわかります。
半年で100点アップを目指す場合の毎日の勉強時間
さて、今度は半年で100点アップを目指す場合を考えてみます。
期間は倍の約180日ですので、3ヶ月で目指す場合よりも毎日の勉強時間は短くなり、1時間30分/日です(単純に半分ですね)。
毎日2時間勉強することにすれば、一週間のうち勉強できない日があってもカバーできます。
1日2時間なら勉強時間を確保できるので、一気に現実的な勉強時間になります。
1日の勉強時間まで落とし込むと、半年で100点アップというのが適切ということがわかります。
半年間で75点スコアアップした例
実際、サイト管理人は、社会人1~2年目に半年でTOEICスコアを75点アップ(770→845点)させました。(その後もコツコツと勉強を続けて、翌年には895点までたどり着いています)
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当時の勉強時間や期間から考えると妥当なスコアアップだったと思います。
また、毎日残業も多く覚えることの多い社会人1~2年目に、毎日3~4時間もの勉強時間を確保するのは現実的ではありませんでした。
とにかく、スキマ時間をかき集めて、毎日1~2時間程度の勉強を積み重ねて、やっと達成したスコアアップでした。
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今思い返すと、もっと効率的な勉強法や教材を選んでいれば、もっと早くスコアアップできたとおもいますし、895点獲得後に何年間も900点を突破できないという事態にはならなかったと思います。
その後のサイト管理人のTOEIC900点獲得に大きく貢献してくれたのは、スタディサプリEnglish TOEIC対策コースです。
少しでも勉強時間や期間を短くするためには、効率的な勉強法と教材を選ぶことが大切です。
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