【TOEIC730点】達成する勉強法・英語レベル・難易度(脱600点)

スコア別勉強法

TOEICで600点を達成した後、次のステップとして700点を目標とする人は多いです。

この記事では、TOEICで既に600点以上を獲っている方向けに、TOEIC730点を獲得するための勉強法と戦略を紹介します。

まだ600点を達成していない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

関連 [TOEIC初受験] 初心者が600点を目指す勉強法と戦略

もちろん、英語が得意な方は初めからTOEIC730点を目指しても良いですが、TOEIC600点獲得のための勉強法も一通り実施することをお勧めします。

最短距離でTOEICの目標スコアを達成するためには、スタディサプリが近道です。

TOEIC900点を達成した時に管理人が使用したアプリですが、TOEIC600~700点台にもオススメできます。

このアプリについて、詳しくは「【TOEIC初心者】スタディサプリENGLISHの評判レビュー【900点】」の記事で紹介しています。

TOEIC730点のレベル

・スコアと英語能力の相関
・会社が求めるレベル
・40問は間違えても取れる点数

スコアと英語能力の相関

この730点というスコアは、TOEICの実施団体が作成した「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」において次のようにされています。

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。

通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。(中略)業務上も大きな支障はない。(後略)

TOEIC730のコミュニケーション能力には個人差はありますが、TOEICの勉強に特化して730点を達成した場合、この相関表で言われているような「通常会話は完全に理解できる」というレベルには到達しない気がします。

それでも、英語能力の一定を示すうえで、TOEIC730点というのは一定の評価がされていますので、目指す価値のあるレベルです。

企業が求めるTOEICレベル

企業が海外赴任の要件とするスコアは、700~750点とされていて、総合商社の双日株式会社は海外赴任要件を730点としています。

一般的に、履歴書に書けるTOEICのスコアは600点以上と言われていますが、海外赴任を目指すのであれば、TOEIC730点が一つの基準と言えます。

40問は間違えても取れる点数

TOEIC試験において730点を取るためには、どの程度の正答率が必要でしょうか。

正当数とスコアの関係は実施機関から公開されていませんが、おおよそ40問を間違えても730点は取れると言われています。

受験した回の難易度によっては、50問を間違えても730点を取れるとも言われます。
40~50問は間違えられると考えると、そんなに難しいものではないと思えてきませんか。

 

TOEIC730点達成する勉強法

・基本は600点対策と同じ
・Part6で得点を追加する
・ABILITIES MEASURED(アビメ)から苦手分野を分析
・苦手パートを対策する
・Part3、Part4、Part7の対策をする
・毎日一時間以上勉強する
・単語を覚える
・TOEIC文法に慣れる

基本は600点対策と同じ

TOEIC730点の勉強法と言っても、TOEIC600点のための勉強法と大きく変わりません。
得点源は、リスニングであればPart1とPart2、リーディングであればPart5になります。

旧形式になりますが、サイト管理人がTOEIC初受験で750点を獲得したときは、TOEIC全体の傾向をつかんだあと、最も力を入れたのはPart5の文法問題対策と単語の暗記でした。

もともと英語が得意だった、大学受験では英語が得点源だった(センター試験で9割取っていた、国立大学二次試験で英語を使ったなど)場合は、TOEICの傾向をつかめば初受験でも730点を超える英語力を持っている可能性があります。

Part6で得点を追加する

TOEICで730点を狙うとき、うまく得点を稼いでほしいのが、Part6です。

Part6は一つの長文あたりに設問が4つあり、長文が4つと合計16問のパートです。

Part5の30問、Part7の54問と比べて問題数が少ないため、Part6は軽視されがちですが、実は少ない時間で得点を取りやすいです。

必要な知識も16問のうち12問はPart5で求められる文法・語彙(単語)の知識ですし、残る4問は一文を挿入する箇所を選ぶ問題で、慣れればそう難しい設問ではありません。

もし、Part6を軽視しているのであれば、全問取るつもりでトレーニングしてみましょう。

参考 [TOEICPart5・6]短文・長文穴埋め問題(文法問題)勉強法

ABILITIES MEASURED(アビメ)から苦手分野を分析

一度TOEICを受験すると、公式認定証(公式サイト)が受験約1か月後に送付されてきます。

公式認定証の表側、下半分に棒グラフと%が記載されていますが、それはあなたの苦手分野を示しています。

この記事を見ている方の多くはTOEICで700点に届いていないと思いますが、その場合に正答率が低いのは、Part3、Part4、Part7になることが多いです。

リスニングパート(公式認定証の左下)で「長めの会話、アナウンス、ナレーション~」と記載のある項目2か所は、Part3とPart4に対応しています。

リーディングパート(公式認定証の右下)で「文書の中の情報をもとに推測できる」「文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる」はPart7、「ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる」はPart6とPart7にそれぞれ対応しています。

あなたの公式認定証のアビメでは、これらの項目の得点率が低くなっていませんか。

Part3、Part4、Part7の対策をする

600~700点のスコアの人に限りませんが、リスニングもリーディングも長文のPart(3,4,7)の対策をさぼっている可能性があります。

一問をトレーニングするにも時間がかかるし、面倒だからです。

得点率が低いということは、きちんとトレーニングを積むことで、スコアアップの余地があるとも言えます。ただし、問題を解いて答え合わせをして解答解説を読むだけでは、絶対に力は尽きません。

長文対策の勉強は、本文中心が原則ですので、かならず本文をチェック(精読:主語動詞、単語のチェックなど)をして何度も音読をすることで、力がつきます。

加えて、リスニングであれば、音声を聞きながら音読(口に出して英語を読む)する「オーバーラッピング」をすることで耳が慣れます。

リスニングに効果のある「シャドーイング」も良いトレーニングですが、730点を取ってからでも良いと思います(難易度が高いので挫折する可能性があります)。

毎日一時間以上勉強する(勉強時間)

TOEIC730点以上を達成したいのであれば、毎日1時間以上勉強してください。

まとめて1時間確保できなくても、細切れの時間(5分から10分)の積み重ねれば、毎日1時間を確保することは難しくありません。

勉強する時間と場所を固定することで勉強が習慣化できます。

サイト管理人は、通勤電車の往復と職場のランチタイムの勉強だけで、最低1時間の勉強時間は確保していました。

単語を覚える

TOEIC600点の勉強法でも紹介しましたが、730点レベルまでの必要単語を覚える必要があります。

ただし、TOEIC860や900、990点までに必要な単語まで覚える必要はありません。

TOEIC730点レベルに設定された単語を確実に覚えてください。

TOEICに特化した質の高い問題集を解く

TOEICのスコアアップをしたいのであれば、TOEICに特化した問題集を解くことが近道です。

また、質の高い問題集を選びます。質が高いとは、問題を作成した人が、TOEICを受け続けていて、直近の問題傾向を踏まえて作られているということです。

なお、問題集はいくつも手を出すよりも、一つの問題集を完璧にしてから次に進むようにします。

完璧にするとは、単語を完全に覚える、リスニングパートは精読とオーバーラッピング、リーディングは精読と音読をして、きちんとトレーニングを積んだということです。

まとめ

今回は、TOEICで600点を獲った方向けに、TOEIC730点を目指すための勉強法を紹介しました。

学生時代に英語が得意だった場合は、初受験から730点を目指しても問題ありません。

サイト管理人がずっと超えることができなかったTOEIC900点を達成した時に使ったのは、スタディサプリです。

自分で立てた900点という目標を達成できず、途中諦めて英語やTOEICの勉強から離れた時期もありました。

しかし、このアプリを使って再チャレンジしたところ、1か月の勉強期間(1日1~2時間程度)で900点を達成できたのです。

無料だからとTOEIC以外の教材を使ったり、続かない参考書を何冊も買っても効果は低いです。

スタディサプリEnglish TOEIC対策コースであれば、全ての対策がアプリ一つで完結します。

スコアが伸び悩んでいる、どの教材を使ったら良いかと悩んでいるあなたにおすすめの教材です。

 

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