【TOEIC】やる気が出ない・続かないあなたが簡単に継続できる方法

TOEICの勉強を継続する方法 TOEICコラム

TOEICの勉強を続けるのに、やる気は必要ありません。

この記事では、私がTOEIC900点を獲得するまで約10年間(※)、英語の勉強を続けることができた方法を伝授します。

 

先に答えをお伝えすると、「習慣」を身につければ、TOEICに限らず、やる気に左右されずにあらゆるものを継続して続けることができます。

※10年間のうち、一時中断していた時期があります

必要なのはやる気ではなく習慣

勉強が続けられないのは、やる気でもモチベーションの問題ではなく、「習慣を味方につける方法」を知らないだけです。

習慣が身に付くと、毎日やらないと気が済まない・気持ち悪い状態になり、波のある感情や忙しさに影響されることはありません。

あなたに必要なのは、やる気を出す方法ではなく、どのように習慣を身につけるかというその方法です。

やる気はすぐに無くなるもの

そもそも、やる気はすぐに無くなるものです。

「やる気が出たから勉強する」ということは、「やる気がないから勉強しない」ということとイコールです。

 

変化の激しい「やる気」に頼ってしまうから、結果としてTOEICの勉強が続けられないことになるのです。

やる気がなくなってきたら、「おー、この時期が来たな」と冷静に受け止めつつ、習慣の力を借りて淡々とTOEICの勉強を続けましょう。

やる気がなくても勉強は継続できる

断言すると、やる気なんて無くても勉強は継続できます。

実際、私自身がTOEICで900点を獲得するまで、やる気が出ない時期も継続して勉強していましたので、間違いありません。

 

ただ、途中でTOEICに嫌になり勉強を止めてしまった時期もありました。

それでも習慣の力を借りて、勉強や読書を続け、資格を取ったり知識を蓄えていましたので、習慣の力で継続する手法は活きていました。

TOEIC学習を習慣化する方法

さて、ではどのようにTOEIC学習を習慣化するのでしょうか。

ここからは、習慣を身につける方法を紹介します。

ノルマを徹底的に下げる

まずは、最初のノルマをできる限り下げることです。

例えば、「寝る前に布団で単語を覚える」という習慣を身に付けたい場合は、ノルマは「単語一つ覚える」とします。

 

そうすると、どんなに疲れていても、飲み会から帰って来た後でも、「単語ひとつだけなら寝る前に勉強しよう」と毎日続けることができます。

これを1ヶ月間は1日も休まずに継続して、その間は絶対にノルマを上げないようにしてください。

気合いを入れて勉強を始めた人にありがちな失敗は、最初から「毎日単語を50個覚える」をノルマとしてしまうことです。

 

ノルマを高く設定してしまうと、3日くらいで勉強を続けられなくなります。覚えた単語は50個×3日で150個です。

さて、習慣化の力を借りて毎日最低1個をノルマとして、平均して毎日10個覚えるとします。

これを1か月(30日)続けると、300個覚えることが出来ます。3日でやめた場合の倍ですね。

 

少し極端な例ですが、習慣が身に付くということは何カ月も勉強を続けられるので、3日坊主になるよりも覚えられる単語はずっと多くなります。

だから、最初は徹底的にハードルを下げて、習慣を身につけることを第一にした方が、長期的には効果が高いです。

1か月間は何としても毎日やり切る

徹底的に下げた日々のノルマは、何があっても1ヶ月間は毎日やり続けてください。

逆に言うと、どんな時でも続けられるように、ノルマは下げられるだけ下げてください。

 

ノルマ以上に勉強しても構いませんが、最初から詰め込み過ぎないようにして、ちょっと物足りないくらいで止めておくのが吉です。

時間と場所を決める

ノルマを下げることと、1ヶ月間毎日続けることと同じように重要なのが、やる時間と場所を決めることです。

先程の単語学習の例で言うと、

・時間:夜寝る前
・場所:布団のなか

ですね。

 

この他には、例えば、「起きて朝食前までの30分」とか「朝の通勤電車で」とかが良いですね。

朝は、脳が働いていて勉強効率が良いということもありますが、他の予定に邪魔されにくいので、1ヶ月間続けやすく、習慣化しやすい時間帯なのでオススメです。

 

ランチや仕事後だと、急なミーティングや残業が入ったりと、継続を妨げる要因が出やすいです。

1か月続いたらノルマを上げる&休んでもOK

1ヶ月続けることができたら、ノルマをあげたり、時には休みを入れても大丈夫です。

ただ、その時には、習慣が身に付いているはずですので、「やらないと気が済まない、気持ち悪い」という状態になっているはずです。

 

休む方が気持ち悪いという状態になったら、習慣化できている状態です。

習慣化できていれば、1日休んだとしても、翌日から勉強を再開できますので、適度に休みを入れていきましょう。

アメかムチを活用

新しい習慣を身につけるには、アメかムチを用意すると効果的です。

その習慣が実施できたらご褒美(アメ)を、できなかったら罰を受ける(ムチ)というルールを用意します。

 

通勤電車でTOEICの勉強をするときは、好きなお菓子が食べられる(アメ)とか、夜寝る前に単語を覚えなかったら、誰かにランチをおごらないといけない(ムチ)とかです。

 

どちらを選ぶかは、やる人の好みによりますが、個人的にはアメの方が効果が高かったです。

何か行動を起こさせるためには、やらないことによるデメリットよりも、やることのメリットを強調したほうが、行動しやすいからです。

同時に複数の習慣を身に付けようとしない

注意点としては、同時に複数の習慣を身に付けようとしないことです。

やりがちなのが、「これまでより一時間早く起きて、TOEICの勉強をする」で、必ずと言って良い程失敗します。

 

特に、早起きの習慣を身につけるのは大変で、1ヶ月継続できても、習慣化ができないこともあります(3ヶ月は必要と考えてください)。

人間は意思の弱い生き物ですので、せっかく早く起きたのに、なんでTOEICの勉強なんかしなくてはいけないの?と思ってしまうのです。

 

アメかムチ作戦でお伝えした通り、早起きするのであれば、そのご褒美を用意しましょう。

・早起きしたら、美味しいコーヒーを飲める
・早起きしたら、好きなアニメを見る

といったアメを用意して、3ヶ月続けることができて、「早起きが習慣化できたら」その時間にTOEICの勉強を組み込みましょう。

 

ちなみに、早起き習慣を身に付けたい場合、寝る時間を早めてトータルの睡眠時間を変えないことが続けるコツです。

生活の一部をTOEIC学習に置き換える

同時に複数の習慣を身に付けようとしない、ということと重なりますが、これまでの生活の一部をTOEIC学習に置き換えるようにします。

通勤電車の中や寝る前にスマホでダラダラとTwitterしたり、ゲームをしている時間を勉強に置き換えるのが良いでしょう。

 

「自分の好きな時間がなくなったらストレスが貯まる」なんて思うかもしれませんが、そんなことはありません。

時間を有効活用して勉強を続け、TOEICでハイスコアをとれるようになると、自分に自信がついて、ストレスが無くなります。

 

ただ、家族との時間を削るとか、本当に大切な時間をTOEICに置き換えると家族との関係が悪化して、ストレスになったりすることもあります。

何を置き換えるのが良いか、自分と相談して決めましょう。

継続してお金を払う

毎月継続して教材にお金を払って、自分の大切なお金をTOEICに投資しているということを認識できるようにしましょう。

経験のある方はわかると思いますが、一度問題集を買うとやる気が出て、しばらくは勉強を頑張りますが、しばらくすると本棚に片付けて忘れてしまうものです。

 

自分がTOEICにお金をかけていると感じることで、勉強を継続しなくてはと思うことができます。

当サイトでは、「スタディサプリEnglish」をおすすめしています。

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どうしてもダメなら一時的にやめる

習慣の力を借りても、勉強を続けられなくなったり止めたくなる時期が訪れると思います。

どうしてもダメなら、一時的に勉強をやめても構いません。

 

しばらくやめても、あなたに必要なものであれば、必ずもう一度勉強することになります。

休んでまた勉強ができるようになったら、また再開すれば良いのです。

 

私のように数年間休んだ後に、1カ月間勉強しただけで、目標のTOEIC900点を達成することもあるかもしれません。

 

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