効率的にTOEICスコアアップする勉強法まとめ

効率的にTOEICスコアを上げる勉強法 TOEICコラム

TOEICのスコアアップができない!
点数が上がらない理由がわからない…

この記事を読めば、こうした疑問を解消することができます。

結論としては、これから紹介する正しい勉強法と教材で勉強すれば、TOEICのスコアアップは難しくありません。

ラクな方法で勉強したり、オリジナルの勉強法で取り組んでいると、いつまでも目標点数を達成できません。

スコアアップに大切なのは、成果を出している人のやり方・使った教材を徹底的に真似して、きちんと時間をかけて取り組むことです。

この記事でスコアアップ法を紹介していますが、詳しい内容はサイト内の各記事へリンクを貼っています。一度にすべての記事を読みきれない場合は、このページをブックマークして目次代わりにご利用ください。

スコアアップするTOEIC教材(教科書・問題集・本・アプリ)を選ぶ

TOEIC対策で最も重要なのは、教材選びと言っても言い過ぎではありません。
私自身、誤った教材で勉強したことで、何年も800点台で過ごすことになりました。

しかし、「スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コース」で勉強したことで、たった1か月の勉強でTOEIC900点を達成できました。

 

公式

実際に使った評価&レビューを見たい方は以下の記事をどうぞ。

関連記事 【TOEIC900取得】スタディサプリENGLISHの効果を評価&レビュー【口コミで人気】

<TOEIC対策教材の選ぶ基準>

・TOEIC対策教材である
・TOEICで実績を出している人が著者・監修者
・自分に合っている

それぞれ順番に解説します。

TOEIC対策教材である

TOEIC対策をするのであれば、専用の教材を選んだ方が近道です。

当たり前に思うかもしれませんが、ネットでTOEIC教材以外でスコアアップしたと紹介されたりしているので注意です。

・単語対策で「Duo3.0」
・リスニング対策に「海外ドラマ(英語字幕付)」
・リーディング対策に「洋書(小説)の多読」

誤解のないように説明しておくと、いずれも「英語力の底上げ」には良い教材・勉強法です。

英語力とTOEIC対策力の両輪がうまく噛み合うとスコアが上がります。サイト管理人の経験から、「TOEIC教材を使って英語力を底上げする」ことが一番の近道と考えています。

関連記事 洋書はリーディングに効果あるけどTOEIC対策に効率的でない理由

TOEICを受け続けて実績を出している人が著者・監修者

2017年にTOEICは新形式に移行し、出題形式に変化がありました。

TOEICの問題は公開されていませんので、TOEIC教材を開発する人は、毎回のように試験を受けて微妙な傾向の変化を教材に反映しています。

そのため、使う教材はTOEICを今現在でも受験し続けていて、実績を出している人が著者・監修者となっている教材を選ばなくてはなりません。

具体的には、

・TEX加藤
・関正生
・濱崎潤之輔

といった方々の教材を選ぶようにしましょう。

・関正生先生が講師役のアプリ:

自分に合っている

最後は、自分のレベルや勉強スタイルに合っているかです。

毎日仕事で忙しく、机に向かう時間がないなら、公式問題集のような大判タイプの教材は向いていません。

どんなに優れた教材でも、勉強できなければ意味がありませんので、最後は自分に合っているかという基準で選びましょう。

関連記事 TOEIC公式問題集が持ち運びには重い&大きくて不便な場合の解決策

TOEICスコアアップに必要な勉強時間・期間を確保する

TOEICで100点スコアアップするには、勉強時間は約250時間必要です。

3ヶ月(90日)の勉強期間なら、1日当たり2~3時間を目安にします。

毎日の勉強時間をもっと確保できるなら、短い期間でもスコアは上がっていきます。

関連記事 TOEICスコアアップに必要な勉強時間まとめ【スコア別】

TOEICの弱点(スコアアップしやすいパート)を見つける

TOEICを受験した方であれば見たことある「公式認定証」。自分が苦手とするPartを分析するのに役立つツールであることをご存知でしょうか。

下半分に記載されている正解率を表したグラフの中で、正答率が低いものが弱点なのです。

以下を見ながら、自分の公式認定証と見比べて見てください。自分の苦手分野(Part)が見つかるはずです。

<リスニング>
「短い~」と書いてあるものはPart1とPart2
「長めの~」と書いてあるものはPart3とPart4
「フレーズや文から~」はPart1~Part4全て
<リーディング>
「文中の~」はPart7
「ひとつの文書のなかで~」はPart6とPart7
「語彙が~」はPart5~Part7全て
「文法が~」はPart5とPart6

自分の苦手分野が見つかったら、次のPart別対策、解き方のコツを元に対策を立てましょう。

TOEICのPart別対策、解き方のコツを理解してスコアアップ

TOEICは全部でPart1からPart7まであり、それぞれ対策と解き方のコツがあります。

TOEIC900点獲得したのでPart別対策と解き方のコツまとめ【全パート】」でも紹介していますが、それぞれのPartについて簡単に触れておきます。

リスニング(Part1、Part2、Part3、Part4)

・Part1は「消去法」で解く
・Part2では「質問文の文頭」を聞き取ることに注力する
・Part3とPart4では「設問の先読み」のリズムを崩さない
・Part3とPart4では「ゾーニング」を意識して聞く

リーディング(Part5、Part6、Part7)

・Part5の約4割は単語問題なので、文法対策と見分ける
・Part6で必要な知識(文法・単語)はPart5と同じ
・リーディング(Part5、Part6、Part7)は全文を読まないと正答が選べない

関連記事 TOEIC900点獲得したのでPart別対策と解き方のコツまとめ【全パート】

TOEICのスコアがアップする勉強法を知る

スコアが上がらない人の典型的な勉強法は、「問題を解く」「答え合わせする」「解説を読む」で終わってしまうことです。(過去の自分ですが)これでは効率的にスコアアップすることは出来ません。

スコアアップしたければ、絶対にトレーニングを取り入れてください。

リスニングであれば「ディクテーション」と「シャドーイング」、リーディングであれば「音読」のトレーニングです。

正直、これらの勉強法が効率的というのは知っていましたが、「面倒」なので避けてきた、それが私のTOEICスコアが停滞した要因です。

問題を多く解く(量をこなす)ことも大切ですが、1回1回の問題に取り組む姿勢を見直して、密度を上げて行きましょう。

特にシャドーイングの効果は大きかったと感じています。実際、リスニングで480点取得しています。

関連 シャドーイングの正しい勉強法と継続のコツ[TOEICリスニング]

TOEIC英単語を覚えてスコアアップをラクにする

TOEIC英単語を覚えると、スコアアップするのはラクになります。

英単語を知っているだけで、音声が聞き取れる・文章が読めるので、正解を選べますし、英文を読む速度は確実に早くなるからです。

管理人オススメのTOEIC英単語対策アプリ(無料)を紹介します。

・スタディサプリ英単語
合計1580ものTOEIC単語を無料で勉強することができます。ゲーム性が高いのが特徴です。

・mikan
TOEIC単語2500語が収録されていて、無料で使うことが出来ます。テンポ良く英単語の勉強ができるので、TOEIC試験までに何周もまわして復習するのにも使いやすいアプリです。

・Anki
英単語アプリというよりは、効率良く暗記するためのツールです。自分で単語を登録できますので「オリジナル」の単語帳を作りたい方に向いているアプリです。

関連記事 TOEIC対策おすすめアプリ9選【2018年版】900点取得者が厳選

なお、管理人がオススメするのは、有料ですが「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」です。収録されている英単語をすべて覚えたところ、TOEIC試験で「単語がわからなくて困る」ことがなくなりました。

公式 

TOEIC英文法でスコアアップの土台を築く

英文法が苦手では、TOEICのスコアアップは難しいです。

リーディングではPart5とPart6で問題を早く正確に選ぶためにも必要ですし、英文法の知識なしにPart7の長文を素早く読み解くことはできません。

リスニングにおいても、英文法が理解できていないのに、正確に音声を聞き取り正解を導き出すことは難しいです。

スタディサプリENGLISHでは、動画講義でTOEICに必要な英文法の知識をゼロから解説してくれます。
特に、社会人学習で重要なのは、暗記ではなく「理解」です。スタディサプリENGLISHでは英語の本質を自然と理解できるように考えられています。

公式 

TOEICのスコア別の効果的な勉強法を知る

TOEICでは現在のスコアと目標スコアによって、効率的な勉強法が異なります。

例えば単語であれば、600点を目指しているのに、900点以上を目指すための難単語まで完全に暗記しようとするのは効率的ではありません。その時点では、英単語以外にも勉強すべきことが山ほどあるからです。

目標スコア別の勉強法を詳しくみて行きましょう。

目標:TOEIC600点取得の場合

・英語が苦手なら英文法の復習
・まずはPart5とPart6の対策
・リーディングは音読勉強法(声に出して読んでみる)
・リスニングはディクテーションとオーバーラッピング(聞きながら&英文を見ながら声に出して読む)
・TOEIC600点レベルの単語を覚える

関連記事 TOEIC初心者が初受験で600点獲得する勉強法とおすすめ教材

目標:TOEIC730点取得の場合

・基本はTOEIC600点取得が目標と同じ
・Part6で確実に得点を追加する
・長文対策(Part3,4とPart7)を始める
・(受験経験あれば)公式認定証で苦手分野を分析
・TOEIC600点レベルの単語を覚える

関連記事 【TOEIC730点】達成する勉強法・英語レベル・難易度(脱600点)

目標:TOEIC860点取得の場合

・860点レベルの単語を覚える
・リスニングはPart3とPart4をシャドーイングして450点以上を取れるようにする
・リーディングは「スピード」を身につける(最後まで解き終わる=400点以上が目安)

関連記事 【TOEIC860点】取得する勉強法と戦略(レベルと評価を徹底分析)

目標:TOEIC900点取得の場合

・TOEIC単語を全て覚える
・リスニングはディクテーションとシャドーイングでトレーニングして満点近くを目指す
・リーディングは音読トレーニング
・苦手Partをなくす

関連記事 TOEIC900点達成する勉強法[再チャレンジからの目標達成]

TOEIC試験当日の心構えを知る

どれだけ事前に勉強していても、試験本番で力を発揮出来なければ意味がありません。
勉強したことを無駄にしないためにも、本番前や当日の心構えについて知っておきましょう。

関連記事 これで差がつく!TOEIC本番前の準備・心構え・過ごし方

TOEICのスコアアップ法まとめ

最後に、この記事で紹介したTOEICのスコアアップ法をまとめておきます。

・スコアアップするTOEIC教材(教科書・問題集・本・アプリ)を選ぶ
・TOEICの弱点(スコアアップしやすいパート)を見つける
・TOEICのPart別対策、解き方のコツを理解してスコアアップ
・TOEICのスコアがアップする勉強法を知る
・TOEIC英単語を覚えてスコアアップをラクにする
・TOEIC英文法でスコアアップの土台を築く
・TOEICのスコア別の効果的な勉強法を知る
・TOEIC試験当日の心構えを知る

なお、この記事で何度も触れている「スタディサプリENGLISH」は、サイト管理人がTOEIC900点を獲得した際に使用したアプリです。以下リンクから評価&レビュー記事が読めますので、よろしければどうぞ。